環境への取り組み

エネルギーと“護美”問題、これらの課題に関してAMDの活動についてご紹介します


エネルギー

風力発電機
 2004年10月からミクロネシア連邦テレコム社と日本企業(潟Vグナスミル)、そしてAMD3者による共同開発が行なわれました。
この垂直軸型風力発電機(シグナスミル)第1号機は、2005年8月23日にミクロネシア連邦チューク州に設置されました。
 2005年9月現在、第1号機は稼動中です。今後は、テレコム社による搬入済みの第2号機の設置、3者による機能の改善やAMD
の保守保全支援活動に取り組みます。
 2005年12月中旬に、報告会を開催します。

〔写真〕

左上:8月21日 機上より設置の島を遠望する

右上:8月22日 9:00
    第1号シグナスミル設置に向かう”7人の侍”

 左 :チューク州通信施設 この施設に併設

 下 :8月23日第1号機設置完了

    ミクロネシアの風に乗って稼働中
         (旧:夏島の山を背景)


“護美” 問題

廃棄自動車のリサイクル&整備事業への支援 と 生活護美問題

《廃棄自動車のリサイクル&整備事業への支援活動》
ミクロネシア連邦国内の自動車整備事業の活性化と事業化による雇用の増進、廃棄自動車の除去による景観維持(観光産業への貢献)を目的とし、以下の事業を行なうものです。
  ・ 廃棄自動車のリサイクル事業:廃棄自動車の回収と解体・有資源化
  ・ 自動車整備事業:自動車修理技術の向上と解体から得た安価な部品活用等に関しての指導及び事業の活性化
これらの支援は市民の財産である車の使用寿命を延ばすことで市民の(経済面での)生活に貢献するとともに若干なりとも雇用の増進につながることを期待しています。

・活動報告
2003年 3月      ミクロネシア連邦におけるAMD支部設立
2003年 3月〜10月 環境への取り組みを決める
2003年11月22日〜 第14次ミクロネシア訪問団派遣、在日本大使館公邸にて環境への取り組みを表明
2003年11月〜     各種調査と支部の意見交換を重ねる
2005年 1月      大東文化大 環境創造学部 川村助教授とその研究チーム(パシフィックウェイ)と会合
2005年 1月      自動車の廃棄・リサイクル&整備事業への支援プロジェクト会議
2005年 1月      日本の廃棄自動車の解体とリサイクルの現状について研修
2005年 2月      シンポジュウム・パシフィックウェイ 大東文化大環境創造学部主催
               太平洋島嶼国の自立と環境問題への取り組み - 廃棄物・廃車問題への日本の貢献 -
               AMDはパネラーとして出席
2005年 5月      NPO-JARA(全日本自動車リサイクル事業連合)のミクロネシア連邦訪問に関して協議
2005年 6月      AMD支部 JARA調査団受け入れ
2005年 9月〜      具体的な取り組みに向けて活動中

〔写真〕ポンペイの整備工場


《生活護美問題》
・「AMDの生活/環境改善委員会(仮称)」を設置します。
・この委員会は、両国の民間・学識経験者・行政経験者・AMD(日本/ミクロネシア両国のNPO)、そして連邦政府関係者にて構成したいと考えています。
・発足は、本年(2005年)12月の予定。

ポンペイのゴミ捨て場 飛行機の残骸

指定された投棄場所。あらゆるゴミがあります。狭い島の中での処理は大きな課題です。


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